俳人と名句 — 十二人選

HitchHaiku 古典俳句データベースより

俳句の四百年は、俳人たちの四百年である。俳諧を芸術に高めた松尾芭蕉、絵師の眼で句を描いた与謝蕪村、小さな命に寄り添った小林一茶。近代に入れば、写生を唱えた正岡子規から、伝統を守った高浜虚子と型を破った河東碧梧桐が分かれ、その先に山頭火・放哉の自由律が生まれた。

ここでは HitchHaiku の古典俳句データベース(約 1,500 句、季語・ゆかりの地情報つき)から十二人の俳人を選び、小伝と代表句をまとめた。気になる俳人から、俳句の森に分け入ってほしい。

江戸の俳人

近代の俳人 — 子規とその門流

自由律の俳人

系譜で読む

芭蕉(蕉風の確立)→ 蕪村(芭蕉回帰と絵画性)→ 一茶(庶民の情)という江戸の流れを、明治の正岡子規が「写生」で近代に接続した。子規門からは、伝統の型を守る高浜虚子(客観写生・花鳥諷詠)と、型を壊す河東碧梧桐(新傾向)が分かれ、碧梧桐の先に種田山頭火・尾崎放哉の自由律が生まれる。他方、虚子の「ホトトギス」からは飯田蛇笏や杉田久女が育ち、そこから飛び出した日野草城が新興俳句を率いた。守る者と破る者の緊張が、俳句を四百年生きた文学にしている。

HitchHaiku では、投句すると名句エコーが同じ季語の古典を届けてくれる。あなたの今日の一句も、この系譜のどこかにつながっている。アプリを開いて、最初の一句をどうぞ。